薫山工房の歴史
薫山工房の創業者、浅田薫(初代:薫山)は明治37年、盛岡市に生まれました。 鈴木越前守縫殿藤原家綱の流れを持つ鈴木主善堂(鈴木久太郎)に弟子入りし、昭和12年独立、大沢川原小路に工房を構えたのが『薫山工房』の始まりでございます。現在は、盛岡手づくり村内に工房を構えております。鈴木越前守縫殿藤原家綱なる人物は、寛永18年(1641年)に甲斐国から下向して南部盛岡藩の「鋳物師」として召し抱えられ、大砲や鐘の鋳造をしていた人物です。
三代目薫山 伝統工芸士 佐々木和夫の経歴
昭和20年 | 盛岡市に生まれる |
昭和47年 | 伝統工芸士 浅田薫山氏に師事 |
昭和51年 | 薫山工房及び薫山を継承 |
昭和52年 | 岩手県芸術祭工芸部門入選 以降6年連続入選 |
昭和55年 | 裏千家家元若宗匠 千 政之氏より松紋累座釜をお買上げ賜る→松紋累座釜 |
昭和56年 | 岩手県芸術祭工芸部門賞受賞 北東北三産地伝統的工芸部門賞受賞 |
昭和57年 | 北東北地場産業展銀賞受賞 全国伝統的工芸品展マークデザイン賞受賞 |
昭和58年 | 南部鉄器創作展 岩手県産業貿易振興協会会長賞受賞 |
平成3年 | 南部鉄器創作展 デザイン賞受賞 |
平成4年 | 南部鉄器創作展 伝統工芸賞受賞 |
平成6年 | 通産大臣認定 伝統工芸士となる |
平成9年 | 全国民芸館展入選 |
平成12年 | 全国伝統工芸士会展 入賞 |
平成13年 | 全国伝統的工芸品展 入選 |