熱くならない木のつまみ、ユニバーサルデザイン
南部鉄瓶(鉄瓶/てつびん)は、鉄分の補給に優れ、しかも丈夫で長持ちするという使用上の長所がありますが、その反面、ガス等で沸騰させると蓋(ふた)のつまみが大変熱くなるという欠点がありました。このような理由から、鉄瓶が体にいいとわかっていても使用を断念せざろうえなかった方も沢山いらっしゃると思います。薫山工房の「人にやさしい鉄瓶」シリーズは木のつまみを採用したことにより、蓋のつまみが熱くなるという厄介な問題を解決するとともに、デザイン面でも丸くてかわいいとのご評価を沢山の方よりいただいております。
水道水を「入れる」「移す」の動作を考慮
薫山工房の「人にやさしい鉄瓶」シリーズの鉉(つる)はお湯を湧かしてポットへ移す等の傾ける際におこる力点のバランスを考慮した創りになっております。鉄瓶についている鉉の形状はさまざまですが、例えば、くの字の鉉は水道水を入れるのに非常に便利であり、(くの字の鉉は、強力にリベット止めをしてありますので日常生活で壊れることはありえません。)また左右非対称の鉉は、力に自信のない方にも無理なくあつかえるよう工夫をしております。それぞれに特徴がありますのでご購入される方のライフスタイルにあった鉄瓶をお選びいただけます。
IH調理器に対応した底面の形状
近年では安全面を考慮してオール電化へ以降するご家庭が増えております。薫山工房の「人にやさしい鉄瓶」シリーズは、底面がすべて12cm以上の大きさですので、IH調理器のご利用に非常に適した形状になっております。また底面をフラット(水平)に制作することにより熱伝導がよく耐久性に優れた鉄瓶であるといえます。当然ではありますが、ガス・炭火でのご利用もできますので、今後IH調理器へ切り替える予定の方にも末永くお使いいただける”お得”な鉄瓶であります。
注ぎ口にひと工夫、らくちん設計
薫山工房の「人にやさしい鉄瓶」シリーズは、注ぎ口の形状をさまざまなカタチでご用意しました。鉄瓶の大きさ、あるいは存在に最適ものをセレクトしております。例えば写真(向かって左)は、ゆっくりとした時間を過ごしてほしいという思いで制作した1.0リットルの小さい鉄瓶「はるか」の注ぎ口です。細い形状の注ぎ口はお湯がゆっくりと出てきます。逆に写真(向かって右)は、2.4リットルの大きいサイズの鉄瓶「なごみ」の注ぎ口です。こちらはファミリー向けの商品ですのでポットへお湯を移すことを前提に制作しておりますので、勢いよくお湯が流れます。ご購入の際は、家族構成/ライフスタイル等のご利用目的を考慮していただけたらと思います。